レミゼラブル メイキングで語られるハイレベルな制作手法

ニュース

レミゼラブル メイキングで語られるハイレベルな制作手法

出典 http://3.bp.blogspot.com

全く新しい試みで作られたミュージカル

インタビュー映像の中で新しい手法が語られている

ミュージカルと言うジャンルに違和感を覚える人は多い。

舞台ならまだそれなりに鑑賞できるが、映画となるとどうしてもストーリーに違和感を覚えるのである。

普通ミュージカル映画は、映画の中の歌は、事前にスタジオで収録するのが常識となっている。

演技をするときにはあらかじめ録音してあった自分自身の歌唱に合わせて口パクの演技をするわけである。

メイキングのインタビュー内で語られているように、リアルタイムの演技と歌唱はどうしてもギャップが生じる。

実はミュージカル映画の感じる違和感はすべてはここに原因が。

ここでもし、リアルタイムの演技と歌唱を行うことができればそのリアリティーは全く別物になるはず。

このレミゼラブルでは今まで試されることのなかったライブ録音での歌唱をものにしたのである。

その手法は、最新鋭の映画技術がなければ絶対に不可能であったはず。

とても評価の高かった劇中の歌唱

ライブ録音の手法を用いると、様々な技術的な課題が発生する。

ロケ現場にはオーケストラや指揮者を持ち込む事は不可能なので、撮影するときには、その録音方法は、演技をする役者にイヤホーンからのピアノ伴奏を聞かせるのである。

ピアノの伴奏者は役者の歌唱に合わせて伴奏をする。

主役は役者なのでピアノの伴奏は役者を助ける補助である。

ここで録音された役者の歌は、歌のみの音声が後にオーケストラの伴奏を新たに従えて歌唱として成立するのである。

したがって全編通して行われたピアノの伴奏が出来上がった作品に反映される事は全くない。

また撮影時はイヤホンを装着しているが万が一画像に写った場合は、 CG処理で消してしまうとの事。

ミュージカルの録音は撮影前にオーケストラや役者本人で録音されるのだが、この作品に限り、歌手の歌唱があらかじめ用意されていた。

この歌唱に合わせて、後から録音し直して完成させたのである。

こちらはミュージカル撮影時のメイキング

何気なく出演している役者さん達も実は凄腕の実力者たち

フランス文学の至宝が原作

原題 Les Misérables は、「悲惨な人々」「哀れな人々」を意味する。

1本のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯を描く作品である。作品中ではナポレオン1世没落直後の1815年からルイ18世・シャルル10世の復古王政時代、七月革命後のルイ・フィリップ王の七月王政時代の最中の1833年までの18年間を描いており、さらに随所でフランス革命、ナポレオンの第一帝政時代と百日天下、七月革命とその後勃発した六月暴動の回想・記憶が挿入される。当時のフランスを取り巻く社会情勢や民衆の生活も、物語の背景として詳しく記載されている。

日本では始め、森田思軒が一部を「哀史」の題名で訳したが完訳には至らず、黒岩涙香による翻案が『噫無情』(ああむじょう)の題で1902年(明治35年)10月8日から1903年(明治36年)8月22日まで『萬朝報』に連載され、これによってユーゴーの名が広く知れわたることになった。

また銀の燭台のエピソードのみに編集され、小学生向けに道徳の教科書に掲載されたり、児童向けの書籍がある。

出典 http://ja.m.wikipedia.org

Twitterまとめ

まとめ

出典 http://omoshii.com

映画が封切りになってからもう10年近く経っているはず。

ミュージカルがあまり好みでない私の場合、この作品を見る事は当初は予定にはなかった。

しかし映画好きの様々な友達の意見を聞いているうちに、この作品の新しい試みとその仕上がりに少なからず興味を抱くことに。

最初に見たのはレンタルDVDだったと思う。

いつになく感動したのを思い出す。

理由がある。それは圧倒的なリアル感!今までのミュージカルとはまるで違う押し寄せてくる役者の息遣い。

確かね、続けて2回位見たような気がする。

どうしてこんなにも人を感動させるのだろうか。

そして種明かしは、メイキング画像の中にあったんです。

今までのミュージカル作成の手法ではなく、ライブ録音でやっていたということ。

確かにこの手法はこれ以上のリアリティーは再現できるはずもないのだが、技術的には極めて難しかったようだ。

撮影時は基本的にピアノの伴奏と役者の歌だけで、他の音が混ざることを極端に避けたようだ。

わざわざ床に吸音用のマットを敷き詰めて対応したらしい。

しかしながら万が一イヤホンが画像の中に映り込んだら後でCG処理をして消すあたりはさすがに現代の映画作りだなと感心。

この映画の中で歌われた歌唱は、古くから舞台で使われたものである。

聞き覚えのある歌である。

それが今回新たな演出によって、まったく新しい命を吹き込まれたと言っていいだろう。

アンハサウェイやヒュー・ジャックマンの歌唱は録音方法も相まって、まさに見る者の胸に迫ってくる。

ミュージカルに違和感を覚えていた映画ファンもこの作品を見れば、新たな発見があるのではないか。

1

関連記事

ピックアップ!

ピックアップ!

カテゴリー

月別アーカイブ