火星探査の目指すもの

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火星探査の目指すもの

出典 http://i.gzn.jp

火星への有人飛行は21世紀の人類の目標

お疲れ様オポチュニティー

出典 http://i.gzn.jp

オポチュニティー最後のパノラマ写真

先月Nasaが発表したオポチュニティーの活動中止。
当初は何十日か活動すれば、それで10分だったものが10年以上もの長きにわたって仕事をし続けたのである。
アメリカの火星探査の歴史は古い。
少なくとも私が高校生の時分から、様々な探索活動が行われてきた。
実は火星に着陸した探査船も数多くあって、私たちが知っているのは多分最近のものを1つ2つぐらいだろう。
Nasaだけではなく他の国も探査は行っているのだが、成果が上がっていることを条件に見るならばNasaが一番であると言える。
Nasaはこれら活動の探査の最終的な目標をあらかじめ決めているようにも見える。

現在も活躍するキュリオシティー

着陸は綿密に計画されあらゆるリスクを想定して行われていた

出典 http://blog-imgs-42-origin.fc2.com

現在も進行形で活躍しているのはこちらのキュリオシティー。
実はこのキュリオシティーと同時期に封切られた映画オデッセイがあった。
この映画では主人公が事故によって火星に取り残され、長期間火星で生き抜いた上で、救出されるまでの1連の流れを物語として描いたものである。
映画はキュリオシティーの活躍もあって、スリルもありユーモアもあるとてもユニークな出来上がりだったと記憶している。
テレビではまだ有料放送でしかやっていないが、そのうち無料の地上放送でもやるのではないだろうか。
このキュリオシティーも活動時間の長さ、そしてなんといってもハイレベルな性能を遺憾なく駆使して火星の状況を刻一刻と地球上に送り続けてきているのである。
このキュリオシティーの観測データをもとに火星の天気予報なるものができているそうだ。
気圧の低さは見当はついていたが、やはり驚くべき極寒の世界と言える。
大体の気温が-70℃ほど。
南極や北極とほぼ変わらない。
宇宙服なしで過ごせる環境ではないようだ。

先を見据える有人飛行

アメリカはこの10年20年の間で火星への有人飛行を計画している。
既に1969年に月面への旅行を成功させているので、そのことを思えば簡単に行けるような気がしないでもないが、実際問題としてそれほど甘くは無いようだ。
月旅行の時は、およそ1週間ほどの往復で済んだのだが、火星の場合は最短でも1年半はかかると思われる。片道8ヶ月の道のりである。
月旅行の場合、通信に関わるタイムラグは2秒弱でほとんど問題なく話ができるのだが、火星の場合そうはいかないだろう。
月までの距離の150倍以上離れているはず。
またこれだけ長期間宇宙空間で人間を生存させのには、様々なことを想定して、あらゆる意味でリスクをあらかじめ回避する対策が講じられていなければならない。
すでにNasaは様々な実験を継続しているが、火星の探査と人間が生存するためのシュミレーションを継続していると聞く。
人間が生きていく上で重要なものがいくつかあるが、1つは呼吸のための空気、水、食料になるだろう。
映画オデッセイでも食料を作るために火星でジャガイモを栽培することが描かれていた。
今の飛行計画の中では、宇宙船の中でも簡単な野菜の栽培くらいは出来るように研究が進んでいるようだ。
さすがに家畜の飼育にまでは手が出ないだろうが、植物系はそれなりに方法を確立しつつある。

まとめ

出典 http://www.nikkei-science.com

もとより、火星への有人飛行など夢物語の世界と思ってはいるが、さまざまな情報を調べてみると Nasaを始め皆本気なようだ。
この間亡くなられた有名な物理学者スティーブンホーキング博士が人類はどこかに移住することを考えなければこの100年以内に滅亡する可能性があると述べていた。
博士が提唱するどこかは、もちろん地球以外の別の惑星を指し示している。
地球の近くで移住できそうな、別な言い方をすれば今の人類が移動可能な場所と言えば火星ぐらいしかないのではないか。
この博士の発言をそのまま脅威として見ているわけではないだろうが、人類の発展の証として火星への飛行計画は少なくともこの20年前後の未来の話になるだろう。
いつも思うのだが、このような宇宙の探査は昔から政治の道具として扱われてきた。
あのアポロ11号の着陸の時も、ソ連の無人衛星が月着陸を目指しているとの報道がたくさんなされていたのを覚えているだろうか。
宇宙開発の発展競争の最先端にあった計画の顛末である。
火星への飛行計画は、どうやら普通に研究目的のためだけのようにも見えるのだが。
しかしながら莫大な予算が必要なことも事実である。
軽く1兆ドルを超えるらしい。
ちょっとした国の国家予算をもしのぐ金額である。
そこまでかけても行く理由があるのだろう。
時代の発展は全く休むことを知らない。
アポロ計画の時の月着陸の時には、今のようなコンピューターと呼べる代物は搭載されていなかったのだ。
おそらくは今の数百円レベルの電卓レベルのものをコンピューター代わりにして飛んでいたようだ。
あの時からは既に 50年以上も経過しているので、 IT関係の発展は全く別次元のものに変化している。
2001年宇宙の旅で描かれたようなコンピュータHal2000のような優れたものが搭載されるのかもしれない。
搭載されなければ、人間業だけでは計画自体の安全性に?が灯るだろう。
地球とリアルタイムのやりとりはできなくなると思っていいのだ。
この時に乗組員のよき相談相手になるのはスーパーコンピューターだと想像がつく。
どのようなSF映画を見ても、このメインサーバーとなるコンピューターが上手に描かれている。
さて、この先どのように計画が進展していくのか見守り続けたいものだ。

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